購入2020年10月末ごろ。54000円前後。
日本では2018年9月29日に発売されたモデル。関連記事。
その後2020年3月18日に価格改定された。113,900円から57,000円へ50%の値下げ。関連記事。
CL2 Planarは、革新的な10mm平面磁気ドライバーを採用し、ワイヤード/ワイヤレス共にパワフルで正確なサウンドを生成します。
平面磁気技術は、最低の低音から最高の高音まで、精度、応答、および制御で有名です。 RHAでは、このテクノロジーを採用して革命を起こし、平面磁気ドライバーを中心に構築された世界初の完全にポータブルで忠実度の高いインイヤーモニターを製造しました。
インプレ
補正が必須なくらい帯域バランスが乱れてますが、補正すると割と良かったです。5万円なら納得感ありますね。
装着感。私の耳だとギリギリ入るサイズ。カドが全くない形状なのは良いですね。
感度はやや低めで、スマホで鳴らすと十分な音質が得られない場合があると思います。
このイヤホンの特徴である低音のキレを味わうには、やはり低音のキレのあるDAPが向いています。
バーンイン200時間を超えましたが、高音の帯域バランスがとてもとても悪いです。
中高音がやかましめで、そのすぐ上が著しく少ない。
結果としてハイハットなどの定位が中央に偏り、篭った感じに聴こえます。
スマホでもShanling M6ProでもTopping A90 でも同じなので、上流を変えれば直るというものでもなさそう。
何らかの方法で補正するべきでしょう。
ケーブルやイヤーピースでも変わりますがイコライザーで何とかなります。
トータル21dBの坂がある極端な設定になってしまいましたが、うちの環境だとこれで適正です。
補正後はそう悪くありません。
- 低音は輪郭ハッキリ定位クッキリ。とても良いです。平面駆動ドライバとベント穴のない構造の効果でしょうか?
- 高音はやや柔らかく、比較的刺さりにくいです。しかし細かい音も十分に出ていて繊細さを感じます。かなり良いのでは。
- 僅かにセラミック筐体の響きが乗ります。上品な響きで悪くありません。
リケーブル。ORB Clear force Ultimate、NICEHCK LitzPS Pro、NICEHCK Oalloyなど試しましたが特に相性問題もなく、各ケーブルの特徴が良く出る感じでした。